田善顕彰版画展 |
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●田善顕彰版画展 |
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江戸時代の国際的版画家と知られる亜欧堂田善は、白河藩主松平定信公の絵師として我が国初めての銅版画による解剖図や世界地図などを作りあげて活躍し、今も須賀川市博物館には数多くの作品が残されております。
郷土須賀川の歴史上に残る田善の偉業を顕彰する事業として、さらに、次代を担う郷土の小・中学生にこれらを広く普及啓蒙することを目的に、須賀川商工会議所青年部が田善賞を制定し、市内の小・中学生から版画の作品(題材自由、未発表のもの)を募り、毎年多数の作品を展示しております。審査の結果、小・中学生各1人(計2名)に田善賞を贈り、その他入選作の表彰も行っております。平成元年度から始まった事業も今年度で32回目を迎えました。須賀川市民交流センター「tette(テッテ)」にて作品展示と表彰式を行い、多数の方に作品を見て頂く機会を得ることができました。昨年同様、講評を上位入選作品(田善賞・最優秀賞・優秀賞)に添付し作品を見る方に審査に於ける着眼点を伝えることができました。また、作品を応募した児童・生徒全員に田善作品と略歴を刷り込んだ特製クリアファイルを参加賞として進呈しました。
また、田善顕彰版画展25周年記念事業として、亜欧堂田善版画教室を平成25年8月31日(土)・9月1日(日)の日程で実施。一般市民約20名の方にご参加いただき、亜欧堂田善が残した作品ならびに技術を普及啓蒙することができました。
なお、令和4年度入賞作品(優秀賞以上)をPDF形式ファイルに編集して当サイトにて公開していますので、ぜひご覧下さい。
●会 期 |
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令和5年2月5日(日)〜2月13日(月)
会場/須賀川市民交流センター「tette(テッテ)」
会場/須賀川市民交流センター「tette(テッテ)」
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▲表彰式 | ▲審査会風景 |
●第33回 田善賞受賞作品 |
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![]() 「習字を書くわたし」
第33回 田善顕彰版画展(小学生の部) 須賀川市立阿武隈小学校 4年 小山田 紗衣 |
![]() 「縁側と猫」
第33回 田善顕彰版画展(中学生の部)
須賀川市立第二中学校 1年 藤原 夏希 |